飯田市美術博物館にて個展を開催します。
5月21日(火)〜6月9日(日)
飯田市美術博物館では、建築家原広司氏+アトリエ・ファイ設計の空間において「外部と内部が交差する空間要素」と融合する作品を展示します。
ロビー空間の黒い床と外壁のガラスには鏡のように外部の像が内部に写り込む効果があり、「内部の来館者や展示」と「外部の散歩の人々や自然など風情」が幾重にも重層され、相互にかかわり合う空間が生まれます。この空間要素を取り入れて「空間絵画」を展示します。
この建築における外部とは地域社会も含まれます。作品の素材はワークショップ(巨大な綿布上で全身での絵具体験)の地元参加者により出来た綿布を使用し、作品に様々な関係性を取り込み制作しました。
出展作品は『組替え絵画/私たちの作品を見てください』作品のシリーズで、ワークショップで出来た素材をトリミングし縫い合わしてキャンバス(画面)に仕立てたものを、凹凸のあるスペースの至るところに作品を設置します。作品は画面の両面(表と裏)から鑑賞でき、それを建物内外からも鑑賞できます。鑑賞者の立ち位置で絵画の矩形が、そして光の状況などで画面の表情が変わります。
飯田市美術博物館
5月21日(火)〜6月9日(日)
9:30〜17:00
〒395-0034
長野県飯田市追手町2-655-7
tel 0265-22-8118
主催:飯田市美術博物館
[交通アクセス]
・飯田バスセンターから徒歩5分
・JR飯田駅から徒歩20分
・中央自動車道飯田ICから車で15分
・高速バス(新宿から飯田4時間/名古屋から飯田1時間)
同時開催:5月24日(金)〜27日(月)ギャラリー南無(長野県飯田市)