長野県泰阜村立北保育園でワークショップを行いました。
保育園の広い遊戯室の、床全面と空間を使って、全身で絵具体験を行いました。床と段ボールに全身を使い絵具を塗り、「海」の素材を作りました。
「子どもが喜ぶなら」と口癖のようにおっしゃっていた湯澤園長先生のもと、
制作用に集められ段ボールは、数百個はあったのではないでしょうか。冷蔵庫用の段ボールなど2M近いサイズの物もあり、数もサイズにも圧倒されました。
他園の保育士さんが見学する中、大きい子も小さい子も一緒になって、保育園の全園児が、全身を絵具だらけになり、思いっきり行いました。
塗り終わった段ボールでは、テーマを設定しての積み木遊びを行いました。
大きな段ボールでは、全園児がトンネルくぐりをして楽しみました。
みんなで出来上がった海底を探険してこの日は終了しました。
後日、魚や海草などを作って完成。
遊戯室は「海」に変身しました。園で開催された夜の夏祭りでは、親子で「夜の海底探険」。懐中電灯で照らしながら作品の鑑賞と体験。
園児が、近所の小川(田んぼ)に取りにいき、園で飼っている「どじょうの絵」。
どじょうを取った時の泥の感触がよく現れています。年長児の絵具制作では色が濁っていくことにとても興味を持ち、(色彩が変化していく→物事の基準が理解)経験と幼児の描画発達とリンクした素晴らしい課題でした。